Miyashion DIY

無い物は創る!

大容量ポータブル電源の自作

長い間夢見てきた大容量ポータブル電源を自作しました。
使いたいシーンは多々ありました。
キャンプでコタツや電気毛布を心置きなく使いたい…
夏のキャンプではエアコンで猛暑関係なく快適に眠りたい…
キャンピングカーではなくオフィスカ―を作ってどこでも快適に仕事がしたい…
夢だけは持ち続けていたのですが、私が望むポータブル電源は1500Wh以上は必要。
それだけの大容量な電源は15,6万円はします。
常用する物でもないのでなかなか購入できずにいました。
そんなときに、ごっつチャンネル/GT-workさんの激安大容量ポータブル電源製作
というYoutube動画を見つけてしまいました。
もうその日にバッテリーとインバータを注文していました。
以下、レビューになります。

 

購入したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーと
インバータです。AliExpressで購入しています。
インバータは8日で到着。
バッテリーは13日で到着しました。
このご時世なので届いた箱は玄関外に置いてもらって
消毒スプレーをまんべんなく噴霧しておきました。

海外から何か買う時は、PayPalをお勧めします。
クレジットカードは便利ですが、海外では悪用される
事件も多いので、売り手にカード情報を開示しない
決済サービスを強くお勧めします。
当然手数料は掛かりますが、安心料としては安いものです。

購入したもの

 

画像はテストしているところです。
バッテリーとインバータを繋いでディスクサンダーを動かしてみました。
モーターを使う工具は消費電力が多いのですが、全く問題なく動いてくれました。
このバッテリーとインバータの性能は、ごっつチャンネル/GT-workさんが色々と検証して「使える」という太鼓判を押していたので、初期不良で問題がないかのチェックを行ったという感じです。

動作テスト中

 

このままバッテリーとインバータだけで使うのではなく、筐体を作ってマルチモニターも仕込みたいのでインバータの改造を行います。
コンセント2つと電源スイッチを延長します。
コンセントの延長配線には2sqの物を使用しています。
電源スイッチは基盤に直付けされているので、その裏側の端子に配線をハンダ付けして延長しました。

インバータ改造

 

インバータのケースを取り付けて改造完了です。
画像はちゃんと動くかのテストを行っています。
ロッカースイッチのLEDを光らせるために、インバータのPOWERのLED端子から配線を取っています。
おかげでPOWERのLEDが光らなくなりました。。

購入した物は下記です。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 12V/120Ah
インバーター DC12V 2000W
200A電力量計 マルチモニター シャント付属
低電圧保護回路
ロッカースイッチ

今回はインバータの改造のみですが、次回は筐体を作って回路もまとめていきます。

問題なく動きました

 

記事と連動したYouTube 動画です。

 youtu.be

 

 

 

筐体を作ります。
ミスミのアルミプロファイルで製作していきます。
部品コードと立体図を掲載しておきますが、適用箇所などは立体図と現物から確認してください。
ミスミサイトで下記部品コードを入力すると詳細がわかります。
私のサポートは無いものと思ってください。

筐体を作ります

 

アクリルショップ はざいや さんで側板を購入しました。
側面板:391x319:2枚
背面板:169x149:2枚
前面板上:169x152:1枚
前面板下:169x79:1枚
天板:169x80:2枚
定尺から購入ではなく図面作成で注文した方が安いです。
上記で約8500円です。

下記はミスミ購入品。
AFSC-2020-4-392-W:4個
AFSC-2020-4-320-W:4個
AFSC-2020-4-170-W:4個
AFSC-2020-4-170:2個
AFS-2020-4-205:2個
AFS-2020-4-170:5個
AFS-1020-4-392:2個
ABLD-20-4-N-T-BNH:50個
CJT-2020-4:8個
ABL-2015-4:20個
AMB-04:10個
APB-04-10-P50:1個
NHR-04-P50:1個
AT-PPL20-250:2個(1本は170に切断する)
合計27200円

下記はDMM.make
ハンドルブラケット:1個  5000円~

設計モデル

 

配線をまとめて整線しました。
余っていたアクリル板を追加して、低電圧保護回路を固定してあります。
配線も固定できるように穴を開けてタイラップを通せるようにしてあります。
バッテリー端子部にはエーモンの端子カバーを切り欠いて被せておきました。

現物が出来てくると嬉しいです

 

カバーを取り付けて完成です!
どうですかこれ?
既製品と言ってもいいレベルじゃないですか?
但し重量は20Kgあります。。超重いです。
ごっつチャンネル/GT-work さんが作った物と違うのはインバータです。あちらは1500Wでしたが、私は2000Wを選択しました。
おかげで全長が長くてフロントパネルとのスキマが狭くなり、端子類の配線が窮屈になってしまいました。

2000Wのインバータを選択した理由は、家庭用エアコンを使いたいからです。
ゆくゆくはオフィスカ―を作りたいのですが、家庭用エアコンの起動電力は暖房時で1500W以上なので車に搭載するエアコンの電力で悩みたくなかったというのが理由です。
まあまだ作ってもいないのですが、「動かせない家電は無い!」という名目が欲しかったのです。

これから大容量ポータブル電源を活用していきます!

自作ポータブル電源完成!

 

記事と連動したYouTube 動画です。

 youtu.be

 

 

 

この電源がいったいどれくらい実用的なのかを
確認したくて、一番分かりやすい家電で実験しました。
家庭用エアコンが何時間動くかテストしました。
外気温16℃で室温25℃設定で、9時間半 稼働しました!
テストを始めてすぐの時点で信じられないような電圧降下があり、少し動揺しつつもまともに動いているから問題ないと自分に言い聞かせましたw
その後電圧は徐々に回復していきました。

日が落ちてもまだ稼働していて、その時点ではすでに私は満足していました。
19時半を回ったところでアラームが鳴り、エアコンも電源が落ちました。
そこまで寒い日ではなかったのでエアコンもフル稼働ではありませんでしたが、この大容量ポータブル電源の能力に大満足しました。
このテスト結果から、密かに計画していた事も達成できると確信しました。
その計画は動画で確認くださいw

こんな自作ポタ電でエアコンが動く!

記事と連動したYouTube 動画です。

youtu.be

 

 

このポータブル電源は最終的にオフィスカーの冷蔵庫専用電源としました。
それに伴い充電方法をソーラーにしたかったので、ソーラー入力機能を追加しました。

今回追加したのがRENOGYのPWMチャージコントローラーRNG-CTRL-WND30-LI

おかげで側板が閉まらなくなりました。。

ソーラー入力を追加

記事と連動したYouTube 動画です。

youtu.be

機能性 分別ゴミ箱のDIY

独身時代に、パソコンデスクを改造して分別ゴミ箱を作りました。

左からペットボトル、プラ再生ゴミ、燃えないゴミ、燃えるゴミ です。

 

デスク側に木の板を打ち付けて、クリップでゴミ袋を固定する方式です。

 

ゴミが見えないように目隠しの板を張ってあります。

これは蝶番で開くようにしてあります。

結婚して子供が出来て家族になると、このゴミ箱では不便な所がありました。

木の板の位置が低いので、45Lのゴミ袋を使いきれない事です。

セットした状態でゴミがいっぱいになっても、ゴミ箱から取り出すと、

ゴミ袋の半分くらいしか使えていませんでした。

1. 45Lのゴミ袋を目いっぱい使える高さにしたい。

2. もう15年くらい使っていて汚くてボロボロ。

3. 試したい事がある。

この3点を踏まえて、新たに機能性分別ごみ箱を作ることにしました。

 

色々と熟考して選定したのが、このスチール棚です。
幅が900mm、高さが900mm、奥行が450mmです。

 

MISUMIの□20のアルミフレームでゴミ袋の受けを作ってあります。

ゴミ袋の固定はアルミフレーム用溝カバーです。HSCB5-S

クリップだと出っ張りがあってゴミを入れ難い問題が長年ありました。

 

そして完成です。背面板と前側の目隠し板は以前のゴミ箱から流用しました。

側板は新たに集成材を買ってきました。

 

45Lのゴミ袋の長さ分の高さを確保して、ゴミ袋が目いっぱい使えるようにしました。ペットボトルとプラ再生ゴミです。

 

右下の部分に燃えないゴミと電池などの特殊ゴミを収納しています。

 

そしてやりたかった事というのが、冷凍庫です。

冷凍ゴミ箱という商品が世の中に存在しているのは知っていましたが、

ゴミ箱として買える値段ではなかったので、中古で1万円の1ドア冷凍庫を購入。

夏場はキッチン周りに生ゴミの臭いが漂う時があったので冷凍ゴミ箱を設置しました。

 

天板は、キッチン小物やパンなどが置かれて、妻や子供も使い勝手が良いと絶賛してくれています。家族に喜ばれるとDIY冥利に尽きますw

 

以上、機能性 分別ゴミ箱のDIY でした。
記事と連動したYoutube動画もご覧いただけると幸いです。

youtu.be